お風呂リフォームのつむやま
いつの間にか、暑い日がデフォルトになりつつありますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
飼い主の一味(男)です。
実は最近、つむやまの暮らす我が家は、お風呂のリフォームをしました。
何度も言っていますが、我が家は築50年近い団地です。
そして、購入時にお風呂はバランス釜の古い仕様から、最近の新しい壁面埋め込み型の給湯器に交換し、浴槽を大きいものへ交換しましたが、床や壁面はそのままのタイル張りで使用していました。
しかし最近、浴室の床に経年劣化で亀裂が生じており、下の階に水漏れをするようになりました。
飼い主の一味(男)の病気もあり、金銭的にかなり厳しかったのですが、止むに止まれずリフォームすることになったのです。
今回は、その古い団地のお風呂のリフォームについてお話しします!
団地の浴室リフォームとは?
近年、都心の不動産価格が上昇しているとテレビで見ました。
都心の不動産価格の上昇は、ベッドタウンである埼玉県の不動産価格も上昇させます。
新宿・池袋にアクセスのいいこの辺りも、例外なく新築中古の戸建・マンションともに確実に上昇しています。
そのテレビの中で、中古団地を購入してリノベーションするのが最近流行っていると特集されていました。
団地は古いですが、中古マンションなどに比べると大幅に安く、鉄筋コンクリート造で頑丈ですし、団地規格に合わせたリフォームをしている会社も多いため人気だそうです。
その団地にユニットバスを入れるとどんな感じになるのか?団地を購入してリノベを考えている方はぜひ見ていってください!
購入時リフォーム前のお風呂
購入当時の写真を撮っていませんでしたが、工事業者が撮影した工事写真で何と無くわかっていただけるでしょうか?
いわゆる団地仕様のバランス釜、正方形の浴槽、シャワーはバランス釜に設置のシャワー、タイル床と壁の標準団地仕様です。
このままでは、汚れるために風呂に入るような感じです・・・。
おまけに、前の所有者がほとんど風呂に入らなかったそうで、バランス釜の通気口には鳩が巣を作っていたそうです・・・
上記写真の赤丸部分に鳩が巣を作っていたわけですね・・・。
また、バランス釜のシャワーなどおよそシャワーと呼べるものではなく、このままだと台所でお湯も使えないので、1回目のリフォームは最低限のリフォームを実施しました。
購入時のリフォーム
ここからは、数年前の購入時に実施したリフォームを見ていきましょう!
この変更により、台所の水栓でお湯が出せるようになりました。
もともとは、こんな感じのいかにも昭和なバランス釜だったのですが・・・(写真はイメージ画像です)
現在では、このような壁面埋め込み型にして浴槽を広げることができます。
この壁面埋め込み型給湯器を使うと、浴槽が倍近い広さになるわけです。
温度の調節やお湯張り・追い焚きなどの操作は、壁面コントローラーで行います。
この状態から、IKEAの照明や鏡などを付けて使っていました。
ユニットバスへのリフォーム
先に書いたように、購入時のリフォームをしたこの状態でも、基本的な防水構造は「床のコンクリート」です。
コンクリートは、半世紀も経つと乾燥して固く締まりますが、同時にひび割れしやすくなります。
下の階の水漏れについては、配管の亀裂であれば共用部なので団地の負担で修繕するのですが、浴室内の防水の劣化に関しては、専有部なので我が家で負担する必要があります。
かなり調べましたが、どうも風呂を取っ払って、浴室の床を防水工事するのは現実的ではなく、また仮にそれをしても、またいつ亀裂で下階に水漏れするとも限りません。
ユニットバスであれば、現在の浴室内にユニットを入れ、排水は直接配管に接続するので浴室床の防水切れやひび割れから下階に水漏れする事がないのです。
ちなみに近年では、URと無印良品がコラボしたユニットバスなどもあるそうです。
しかし我が家は、TOTOが以前から作っている団地・UR物件向けサイズのユニットバスにすることにしました。
とにかく、下階に水漏れしなければよかったのと、低予算で快適になればよかったのです。
結局、折戸は元々パッケージについている専用品に交換になりました。
ルーバー窓周辺も、しっかりサッシで囲ってくれています。
壁面は、2色の色違いになり、印象が大きく変わりました。
床もカラリ床になって、全体的に寒かったタイル張りに比べて、浴室が格段に暖かくなりました。
浴槽や壁との隙間がなくなったため、つむやまが風呂内で遊んでいても気にする必要がなくなりました。
以前は、浴槽とタイル壁の間に、猫なら頑張ったら入れそうな隙間があり、気が気ではありませんでした。
その代わり、ユニットを入れるため若干ですが浴室が狭くなります。
元々広いわけではないので、あまり気にはなりませんが・・・
壁面は、マグネットが使える仕様になりました。
個人的にはこれが一番嬉しいです。
工事には、入り口の壁面塗装のために4日間の工程でした。
その間は、もちろんお風呂に入れず、しかもユニットを入れるため「はつり工事」も発生するため、初日にはかなりの埃が出ました。
団地リフォームのすすめ
止むに止まれず、仕方なく実施したリフォームでしたが、以前からユニットバスにするのは考えていたので、結果的にはよかったと思います。
団地のリノベーションが流行っているということで、無印良品などや大手リフォームメーカーなどもこぞって団地サイズ対応のものを出してきています。
団地というのは、自治体や政府主導で作っているため、下手な手抜き工事などは行われておらず、意外にしっかり作られています。
我が家周辺の新築戸建て価格が、3500万円前後、マンションでも3000万円前後しますが、我が家はリフォーム代全て計算しても1000万円を大幅に下回る金額です。
住まいの価値観は様々ですが、人生で数千万円の支出の差が出ることになり、その分旅行に行ったり、趣味を楽しんだりできると考えれば、古い団地も捨てたものではなく、SDGsってこういうことなんだと思いますが、いかがでしょうか?
今から団地購入を検討している方の、参考になれば幸いです!
この「つむやまつむじろう」のショート動画で、今回リフォームした浴室が見れます!
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