つむやまの住まい
飼主の一味とつむやまつむじろうの家は団地です。
古い団地ですが、5階からの眺めの良さが気に入り購入しました。
遠くにはT市のタワマン群が見えます。
5階に住んでいると、比較的自然が残っているこの辺りでもあまり虫も出ません。
住み始めてこの数年、家で蚊に刺されることは皆無で、鉄筋コンクリートで築40年の物件ですがとても快適に生活できます。
ベランダに庇があり、現在の建築用語で言うパッシブ設計(季節の太陽の動きを考えた設計)になっており、夏の暑い日差しは庇で遮って涼しく、冬の寒い時期には太陽の光が入るために暖かく過ごせます。
家ネコのつむやまにしても5階なので不用意に外に出ることもなく、眺めがいいので最近は窓辺でくつろぐのが日課になっています。
購入当初は、水回り・各居室・ゆか・壁紙などリノベしましたが、お金がなかったため気に入らないところはDIYしました。そうして必要に駆られてやっていたら、だんだん楽しくなってしまいました。
そのDIYの一部をご覧ください。
トイレの壁
この暗いトイレの壁を、床のモロッカンタイル柄に合わせてしっくい風塗料で塗ってみました。
このしっくい風塗料、”ひとりで塗れるもん”はしっくい風の塗料でカラーが豊富なのと、あくまで”しっくい風”なので管理が楽にできています。練り済みでしっくい特有の面倒な準備作業も無く、伸びも良くて作業もしやすいです。おしゃれな色合いのバリエーションが豊富で、今回使用したのはトミーブルーというカラーで、写真は塗った直後なのでムラがありますが乾くと↓の様ないい色合いになります。
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実際の作業では、途中で乾くかな?と心配してましたが、真夏でも作業を焦るほどでもなく、また上から塗り直しもきくので、安心して作業できます。
綺麗に見せるために大変なのは、養生をしっかりすること。
これが地味に大変で、マスキングテープとコロナマスカー(養生テープにビニールが付いている塗装屋さんお馴染みのアレ)を使って養生をしましたが、全工程の半分以上が養生で割かれます。
また、塗り終わったら乾く前にマステを剥がさないと固まったとこがボコッと塊で取れてしまいます。
キッチンの壁面タイル&キッチン本体
キッチンも壁面のタイルとキッチンの木目柄が、なんとなく気に入らなかったんですが・・・
壁面にはキッチンタイルシート、キッチン本体にははがせる壁紙を貼り、カインズホームで買ってきた取手を付けたら見栄え良くなりました。こうやってリメイクすると、作業はめんどくさいですが、かなり費用が抑えられて他では見ることができないオリジナルな外観に仕上がりました。
このタイルシートはビニール製で本物のタイルじゃないんで、軽くて作業しやすいです。
ビニールのタイルシートは熱が心配だったんですが、直火のコンロから10センチくらいしか離れてませんが、3年経った今でも溶けるとかは全くありません。超強火でバンバン中華鍋振るうとかじゃなければ大丈夫でしょう。油はねも拭けば消えてシール式ですがいまだに剥がれてきたりはないです。
まあ剥がれてきたら値段が安いので、また貼り直しするつもりです。
次はサブウェイタイル柄にしようかな・・・
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お風呂
お風呂に至っては前の住人の管理が酷く、ハトの巣ができていたそうです。
このお風呂はクリーニングの後、IKEAの照明と鏡・棚をつけました。
内装リフォームの会社にIKEAのものを持ち込むと嫌がられることも多いみたいです。
なんでも海外製で規格が変なこともあったり、そもそも耐久性に難があるらしかったりするらしいですが、まあ内装屋さんの取引先にIKEAが入ってなかったりして自分が買いに行くしか仕入れルートが無かったりするのも理由にあったりするんでしょう。
しかし近所にIKEAがあると安くこういったお洒落な内装器具なんかが買えるので、この団地購入したときは2週に1回くらいの頻度で行ってました。
玄関周り
暗かった玄関も手で塗るしっくい風塗料で壁面を塗りました。
照明の効果もありますが、これだけで驚くほど明るくなります。
この”MORUMORU手で塗るしっくい風塗料”は手で塗れるそうですが、汚れが大変そうなのでコテを使って作業しました。
最近はダイソーにもコテがあるみたいなので、職人目指してなければダイソーで十分だと思います。
コテにも色々あって大きな面を塗る大きめのモノから角を塗る棒の様なモノまで三種類くらい用意しましたが、素人がいきなり使いこなせるわけもなく、結局大きいのばかりで作業してました。
DIYなので完璧を求めず、それも味だと思って作業するくらいがちょうどいいでしょう。
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アメリカンスイッチ
あと、以前アメリカに行った時の憧れでスイッチを全てアメリカンスイッチにしました。
アメリカってホテルとか家がいまだにこのスイッチが主流なんですよね。
でもこのスイッチの操作感が好きです。
お洒落なパネルのやつではなく、アメリカの普通の家庭にあるような感じが良かったので、あえて白いプラスチックパネルのにしました。トイレとお風呂の所だけ陶器のパネルにしてあります。
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楽天のここのお店で買いました。アメリカンスイッチも日本製でパナソニックが作ってるやつとか無くはないんですが、色んなパターンに対応していない(スイッチとコンセントの組み合わせとか・・・中古住宅で古いのでスイッチの組み合わせがすでに決まっていた・・・)のと、アメリカの物の方が作りが華奢で操作感がいい。このジェイマックスさんはあらゆる種類のアメリカンスイッチやトグルスイッチなんかを輸入しているので興味がある方はぜひご覧になってください。
ただ、電気配線の作業には電気工事士の資格がいるので、持っていなければ近所の電気屋さんにお願いしないといけません。
他にもいろいろやりましたが、キリがないのでこの辺で・・・
こんなインダストリアルとアーバンのテイストがごちゃ混ぜになった家でつむやまは暮らしています。
満足してくれているといいのですが・・・
それではまた!